「行くぜ!軽トラで千葉から北海道まで下道の旅 後編」
東北を北に向かう道中はあいにくの雨。でも雨が東北っぽさをかえって演出しているようです。
福島県くらいまでは関東の延長みたいな雰囲気だったのですが、宮城県、秋田県と山道も増えてきてだんだん違う世界に入って来たみたいです。
人口密度が減っていくのがわかります。
こけしの町?そして突然現れる温泉街!田舎道を抜けて山道に差し掛かり、湯気のむこうから怪しいお面がびっしりこちらを見つめてくる…つげ義春の世界だ!
巨大なこけしの頭もこっちを見ています。
調べれば名のある温泉街なのですが、何も知らずに出くわすと天狗に騙されたのかと思います。
二度と辿り着けないんじゃないかと思いましたが帰りもちゃんと通りました(笑)
山道には前にも後ろにも車はいません。空はどんより、雨も降ったり止んだり。昔は商人が行き来したのでしょうか、小さな宿とかドライブインが見えるのですが、ほとんどが今は閉まっています。
だんだんと地名や橋の名前に鬼とか鹿、カモシカなどがつくようになります。想像力が掻き立てられます。
すでに自然の領域で、本当は人間が入っちゃいけないんだろうなと思います。
そんな山々をちょっと通してもらいます。失礼しま~す。
角館を経由して秋田県を北上します。
阿仁という地域に入ると木彫りの熊が至る所に。
「マタギの里」と書いてあります。トイレ休憩で入った施設にお土産物が少し売られていて、そこで発見したのはなんと熊の爪のストラップ。牙もありました。同じ熊としては少し痛々しい気持ちですが魔除けだそうで、どうにも気になって買ってしまいました。
翌日フェリーに乗る予定だったので青森県弘前市で一泊。郷土料理屋で食べた米は猛烈においしかった!そして焼きたての南部煎餅があるというので新青森駅へ。目の前で焼いたカシューナッツの南部煎餅をゲット。
東北って美味しいものいっぱいあるんですねえ。また違うルートで行ってみたいです。
そうそう、牛タンはその後帰り道で食べることができました。牛タンも牛テールスープもサイコーでしたがこういう時に限って写真を撮り忘れる。
フェリーで函館に到着後も今度は自家用車で→札幌→29.2kmの日本一長い直線の国道を通り→旭山動物園→栗山町の友人宅(一部、山を含む)→苫小牧のホッキカレーを食べる→洞爺湖の横を通ってぐるっと函館に帰って来ました。
北海道はさすがに歴史が浅めなのでとんでもない道はあまりないのです。そのかわりの大自然!
北海道に家買っちゃおうかなあと思ったんですがね、この前は買えなかった。そのうちひょっこり買っちゃいたいです。ぐぬぬ
(そして、サンバルカンの超合金なんと見つけてしまいました。実は冬にも札幌で欠品ありの品を発見。北海道侮れない。ニコイチで出品しようかしらブツブツ…)
悩むサンバルカンロボ
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