「ドイツ旅行が当たった~ベルリン編~」
ベルリンの壁が崩壊した頃、うちにもお土産用のアクリルに貼付けた「壁」の欠片がなぜかいっぱいありました。あれから20年も経ったとは驚きです。
当たったチケットが成田⇔ベルリン間だったので前半はベルリンに滞在です。
ドイツは小学生時代ウィーンに住んでいた頃何度か行ったと思いますが、確かフランクフルトだったのか、日本の書店があって、日本のマンガを売っていて、すごい、都会だ!と思った記憶があります。
当時まだ西ドイツ、東ドイツの時代です。
今回の旅はよく見るとベルリン、プラハ(チェコ)、ドレスデン、と「東側」です。別に意図したわけではないんですが。
共産国時代に行ったことがあるのはチェコスロバキアとハンガリー。東ドイツへは行ったことがありませんでした。
さて、ベルリン街歩きです。
ベルリン、ベルリンと言えばクラブかなあ、テクノかなあ、でもクラブ苦手だからなあ、雑貨屋さん行こう、なんて考えている傍らで…
同行人はベルリン=戦場らしいです。まあ確かにそれもそうです。しかしやれ弾痕がこんなにある、建物が焦げている、ここは死体だらけだった、ソ連の戦車がここまで来た、とか教えてくれるもので、だんだんとベルリンのイメージが…
雨に濡れた石畳と焦げた街を見ていたらだいぶズッシリした気持ちに(笑)
でもほんとにあちこち破壊された痕跡があります。そして例の総統についてはアンタッチャブルな空気がなんとなく漂っている…。日本製プラモデルの鍵十字にはシールを貼って隠してある。
重たいですねえ。
『グッバイレーニン!』というオスタルジー(東側へのノスタルジー)映画があります。トラバントがとてもかわいい。ああいう感じの東っぽい雑貨あるかなあと思いましたが、もうすでに洗練されていて見つからなかったです。
土日に蚤の市行くとあるかもしれないですね。もしくは調べ方が悪い。
ドイツ製品をメインにした雑貨屋さんManufactumはなかなかよかったです。
調べたらどうも3年前デュッセルドルフでいいなと思ったのと同じお店っぽいです。
んー、でもね、どこに行っても思いますが東京で手に入らないものはないですね。
ベルリンは若いアーティストが沢山いるようです。アート、デザイン系の書店は面白い雰囲気でした。ちょっとエッジが効きすぎていて買うに至りませんでしたが、勢いがあっていいですねえ。やたらと日本人の自作本が置いてある店もありました。どんなルートなんだろう。
せっかくなのでバウハウスの資料館も行きました。コルビュジェの集合住宅もそうですが、今見ると当たり前。当時はどんなに斬新だったのか、もう想像も難しいくらいです。
ベルリンは歩いている人も街もなんとなく若い感じがします。面白いお店がある地域はおそらくクラブも多くて少し危ない空気もありつつ…(瓶を割って叫んでる人がいた。酔っぱらいかラリっていたのか)
夜遊びの一つでもしないと本当の正体はわからないかもしれません。
「色々な物なしでも人生はやっていける。猫と本以外は。」みたいな意味なのかな?(google翻訳を意訳すると)
コメントを残す